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大会結果

第20回大会(2022年) 2022年10月20日~10月23日開催

川﨑 春花 選手

優勝者 川﨑 春花 選手

  1日目 2日目 3日目 4日目
スコア 70 68 66 69

最終スコア

順位 スコア 名前 1日目 2日目 3日目 4日目
優勝 -15 川﨑 春花 選手 70 68 66 69
2 -14 河本 結 選手 65 66 73 70
2 -14 佐藤 心結 選手 70 70 69 65
4 -12 申 ジエ 選手 68 71 70 67
4 -12 西村 優菜 選手 70 70 68 68

1日目 トピックス


JLPGAツアー2022シーズン第33戦『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』(賞金総額2億円、優勝賞金3,600万円)が、兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部で開幕しました。秋らしい清々しい晴天の中で行われた大会1日目は好スコアが続出し、稀に見る混戦の幕開けとなりました。原英莉花選手と河本結選手の2人が7アンダー65をマークし首位タイに立ち、延田グループ所属プロのイボミ選手も首位と3打差の8位タイの好位置につけています。


原 英莉花 選手

原 英莉花 選手

7アンダー 首位タイ

「今日はティショットが安定していて、フェアウェイからセカンドを打つことができました。(ショットで)しっかり寄せることができて、それをパッティングできっちり決めることができたので、すごくいい流れに乗れました。試合数も少なくなってきていますが、今年も優勝したい気持ちをずっと持ちながら戦っています。明日もいいプレーをして、今日のいいスタートを活かしていい流れに持っていけたらいいなと思います」

河本 結 選手

河本 結 選手

7アンダー 首位タイ

「今日はいい雰囲気で、いい流れで回れました。今日はパットのタッチも合っていましたし、ショットに関してもビットウィーンの距離というかクラブを悩むシーンが少なかったので、そういう部分で運が向いてきてくれているのかなと思います。今日のようなスコアが出てもおかしくないゴルフを最近はできていたんですが、その中でスコアが伸び悩んでいました。自分のいいフィーリングとスコアが一致しないというか、それが今日は一歩良いほうの道にいけたような感じです。とにかくやるべきことは自分に集中することだと思っているので、それで4日間を終えたいと思っています」

佐久間 朱莉 選手

佐久間 朱莉 選手

6アンダー 3位タイ

「2週連続で予選落ちをしてしまったんですが、その2週とも初日が悪かったので、今回はしっかり初日から上位にいけるようにしたいと思っていました。いいラウンドができてすごくよかったなと思っています。ジャンボさんに直接指導してもらったのがこのスコアに繋がっていると思います。アドレスのスタンスをちょっと狭くしたらいいんじゃないかとアドバイスをもらい、それが今一番しっくりきています。まだ3日間あるので、まずは1日1日を大切に、明日ももっと上位に食い込んでいけるようにアンダーを目指して頑張ります」

阿部 未悠 選手

阿部 未悠 選手

6アンダー 3位タイ

「練習ラウンドの時に、今週はラフが深くて、グリーンが小さく感じていたので、とにかくフェアウェイキープして、そこから勝負することを心がけてプレーしていました。今日は全部フェアウェイキープできましたし、そこがスコアに繋がったんだと思います。明日は明日ですが、目の前の1打に集中してリズムのいいプレーを心掛けるだけです」

イ ボミ 選手  (延田グループ所属プロ)

イ ボミ 選手  (延田グループ所属プロ)

4アンダー 8位タイ

「すごく1打1打集中して頑張ったので、ちょっと疲れましたが、最後のパットは入って嬉しかったです。結構ピンポジションが難しかったんですが、ショットが上手く打てて、ボギーが1個しかなかったことはすごくよかったと思います。ホステスプロとしてのプレッシャーはやっぱりありますが、今週で日本の試合は最後なので、楽しくないといけないと思っています。だからどうしても4日間プレーしたいと思っていますが、上手くいかなくても私自身が楽しいと思えるように、1打1打自分ができることに集中してやれたのがよかったと思います。明日もできるだけ、精一杯頑張ってアンダーパーで回りたいです」

1日目の結果はこちら

2日目 トピックス


昨日に続き秋晴れの中、優勝争い、そして予選カットラインをめぐる熾烈な戦いが繰り広げられました。単独首位は河本結選手の13アンダー、3打差の2位には10アンダーの脇元華選手、さらに1打差で阿部未悠選手が追いかける展開となっています。また、延田グループ所属プロのイボミ選手は74とスコアを落としたものの、通算2アンダーの36位タイで予選を通過しています。


河本 結 選手

河本 結 選手

13アンダー 単独首位

「2日間ともずっとパッティングのタッチが良いですね。今日の後半は本当に耐えるゴルフでしたが、4日間あるうちに、いつかはそういう時がくると思っていたので、その中でボギーを打たずに耐え切れたのは自信になりました。調子が良いと言うか、自分の好不調に任せるのではなく、しっかりマネージメントをして、どこに打ったらボギーを打たないかを頭の中でイメージしてのぞんでいるので、そこは作戦でもありました。とにかくこの位置にいられることを素直に嬉しく、ワクワクしています。自分に集中して、最後まで全力で突っ走ることができれば最高の順位で終われると思うので、自分に集中して目の前の1打でやるべきことをやりたいと思います」

脇元 華 選手

脇元 華 選手

10アンダー 2位

「昨日と比べるとパーオン率が昨日は16回で、今日は11回だったんですが、(グリーンを)外した時にリカバリーをしっかりすることができました。昨日コーチと色々と話しをして、今まで取り組んできたスイング改造のことを含めて、改めて確認しました。今朝もそれをやったんですが、今日は上手く、その部分が噛み合った感じです。今日のゴルフはこれが精一杯と言うか、チャンスについたところはしっかりとれて、危なかったところはちゃんとパーでしのげたので、それがスコアにつながっていると思います。明日以降、今日までと同じく目の前の1打に集中して、今日と変わらないゴルフを続けていきたいと思っています。どれだけマネージメントできるかだと思っています」

阿部 未悠 選手

阿部 未悠 選手

9アンダー 3位

「今日はスタートホールでバーディがきたのもあって、良いスタートダッシュは切れたかなと思っていました。だた、後半は少し風が吹いてきて、読みにくい風というか、迷うことが多くて、なかなか自分の距離感と方向が合わなかったですね。昨日に引き続き、ティショットをフェアウェイに置くことを、一番に気をつけてプレーしました。自分のタイミングで、自分のリズムで打つことを大事にしていたので、今日もそこはできたのかなと思っています。今週は決勝ラウンドが2日間あるので、この位置にいられることを楽しんで、残り2日間でいい戦いができればと思っています」

原 英莉花 選手

原 英莉花 選手

8アンダー 4位

「今日は朝のパッティンググリーンで、少しフィーリング的に速くなっているかなと感じたんですが、警戒し過ぎました。チャンスについても打ち切れないことが続いて、チャンスにつけられていたのに決められず、流れに乗れなかったと思います。残り2日ありますし、(良いスコアも悪いスコアも出る)どっちにもふれるコースだと思うので、自分が伸ばせれば。まだまだ行くぞと言う気持ちです」

イ ボミ 選手 (延田グループ所属プロ)

イ ボミ 選手 (延田グループ所属プロ)

2アンダー 36位タイ

「今日は昨日と比べて、バーディチャンスが入りませんでした。そんな中でボギーがきてしまって、なかなか良い流れにもっていけなかった感じですね。今日はピン位置も難しくて、下りと上りのパッティングの距離感が合わなくて、難しくて長い1日でした。スタート前は初日が良くても、今日のピンポジションだったら、ダブルボギーとかも出て、予選落ちとかも頭にはありました。ゴルフ自体はそんなに悪くないんですが、自分自身で良いショットの感じがあまりなかったので、その不安を早く消して明日から頑張りたいです。予選は通ったので、明日、明後日は昨日みたいに良いプレーをして上位を目指したいです」

2日目の結果はこちら

3日目 トピックス


決勝ラウンドに入り、優勝争いはますます加熱。首位タイには通算12アンダーで河本結選手と川﨑春花選手の2人が並び、2ストローク差でこの日6アンダー66をマークして大きくジャンプアップしてきた竹内美雪選手が追いかける展開になっています。延田グループ所属プロのイボミ選手はイーブンパーと思うようにスコアを伸ばすことができませんでしたが、通算2アンダーの45位タイで明日の最終日を迎えます。


川﨑 春花 選手

川﨑 春花 選手

12アンダー 首位タイ

「今日は前半で伸ばすことができたのがよかったと思っています。初日は結構パッティングで苦しんだんですが、そこでパッティングの打ち方を変えました。ボールとの距離が遠くなっていたので、少し近くに立つようにしたら、昨日、今日といい感じでできています。初優勝後に2試合予選落ちはしましたが、予選落ちをしたことで自分のゴルフを見直すことができたので、それが今につながっているのかなと思っています。最終日、最終組は初めてですが、優勝は意識してしまうと思います。その中でも自分のプレーをして、しっかり伸ばせるように最後まで諦めずに頑張りたいです」

河本 結 選手

河本 結 選手

12アンダー 首位タイ

「とにかくよく踏ん張った1日でした。初日、2日目と比べて距離の面でどっちの番手で打つのか迷うシーンが多くて、そのショットでたくさんミスをしてしまいました。それがこのスコアにつながったのかなと思います。自分の中で優勝というのは心の奥底にしかなかったので、とにかく1打1打必死にやることしか今日は考えていなかったですね。ショットも荒れていましたし。流れはいい感じで終われたと思いますが、明日は明日の風が吹くじゃないですが、毎日が違う日だと思っているので、今日よりもいいスコアで回れるように頑張りたいです。やっと3日間が終わって、優勝するぞという気持ちが沸々とわいてきました。今はとにかく、体のケアをしっかりやって、心も体も万全な状態で優勝争いができるようにこの後の時間で調整したいと思っています」

 竹内 美雪 選手

竹内 美雪 選手

10アンダー 3位

「前半は右に出る球が多くて苦戦している中でラッキーもあって、バーディがとれました。後半はしっかり修正できたので、自分の中では良いラウンドでした。コースに関してはオフにラウンドしにきていることもあって良いイメージを持っています。明日の最終日は自分ができる精一杯のことをやって、結果は神様だけが知っていることなので、今できることに集中してプレーしたいと思います」

イ ボミ 選手 (延田グループ所属プロ)

イ ボミ 選手 (延田グループ所属プロ)

2アンダー 45位タイ

「今日はスコアだけを見ると残念な結果ですけど、良いパットもいくつかありました。15番ホールのパー5でのボギーが流れを悪くしてしまったかなと思います。私の中でこの試合は一番大事な試合なんですが、これまで日本で21勝していますが、ここで勝てていないことが残念な気持ちです。今回も一生懸命やっているんですが、コースが難しくてなかなかスコアを伸ばせなくて。でも、明日もう1日できることはすごく嬉しく思っているので、良いプレーをして少しでも上にいけるよう頑張りたいです」

3日目の結果はこちら

4日目 トピックス


秋の気配が感じ始めた今週の天候から一転、この日の大熱戦を演出するかのような暑い1日となりました。第20回の記念大会にふさわしい大接戦を制したのは19 歳の川﨑春花選手。3アンダー69でラウンドし、通算15アンダーで『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』に次ぐ今季2勝目を飾りました。なお、1打差の2位にはこの日のベストスコアとなる65をマークした佐藤心結選手と、3年ぶりの優勝を狙った河本結選手の2人が入り、延田グループ所属プロのイボミ選手は、最終ラウンドを2アンダー70で締めくくり、通算4アンダーの33位タイで4日間の大会を終えています。


川﨑 春花 選手

川﨑 春花 選手

15アンダー 優勝

「前回優勝してから、今シーズン中にもう1勝したいと思っていたので、それが達成できて嬉しく思っています。初の最終日最終組でしたが、自分的にはあまり緊張していないと思っていました。でも1番ホールで3パットしたあと、スコアを書くときに手が震えていたので、緊張しているかもと思いました。前半は思ったようなゴルフができず、どちらかというと耐えて耐えてのゴルフだったんですが、我慢して最後までと思ってプレーをしていました。その中で8番、9番と獲れたのは大きかったと思います。15番のサードショット地点でリーダーボードが見えて、そこでトップに並んでいるんだと初めて気づいて、それですごく緊張はしたんですが、その15番でバーディが獲れたのは大きかったなと思います。また、3勝、4勝とできるように頑張りたいと思います」

河本 結 選手

河本 結 選手

14アンダー 2位タイ

「本当に多くのギャラリーの皆さんの前でプレーができたという喜びとか幸せな気持ちと、勝ちきれなかったという悔しさが入り混じっている感じです。最終日最終組での緊張や興奮はありましたし、楽しかったですね。集中していたので、今日は息絶えてもいいという気持ちでやっていたので、本当に集中できていたと思います。春ちゃん(川﨑春花選手)と一騎討ちだったので、そういうのも楽しかったです。悔いはないですが、やりきれた部分と、悔しいと思う部分はやっぱりあります。リコー(最終戦)に出るために今週頑張って勝ちたかったんですが、勝つという気持ちだけは負けないようにと思っていました」

佐藤 心結 選手

佐藤 心結 選手

14アンダー 2位タイ

「10番ホールで難しいラインのバーディパットが入ってくれて、そこから一気に流れに乗れました。15番ホールのグリーンにリーダーボードがあったので、そこでトップと1打差になったことは確認していました。16番、17番、18番と難しいホールが残っていましたが、攻めのゴルフでバーディを狙っていこうという気持ちでプレーしました。待っている間、パットの練習はしていましたが、プレーオフはないかなと思っていました。今週は万全の状態ではなく、むしろ練習ラウンドのときは不調だったので、それから考えるとこの結果は上出来というか、別人のような感覚です。最終日にこのスコアが出せて、この結果になったのは自信になりました」

イ ボミ 選手(延田グループ所属プロ)

イ ボミ 選手(延田グループ所属プロ)

4アンダー 33位タイ

「前半はショットが良くてチャンスもあったんですが、それが入らなくて良い流れを作れませんでした。今日の目標はノーボギーだったので、4番ホールでボギーを叩いたのが残念です。今週はパッティングのタッチがなかなか合わなかったですが、難しいところからパーセーブできたホールもたくさんあったので、4日間プレーできたことはよかったと思っています。来年は今年のように推薦をもらえた試合に出場する形になると思います。今年は予選落ちが多かったのが残念です。ショットのことを気にし過ぎましたね。もっと試合が楽しいと思えるようにならないと。しっかり調整して、また来年出場した試合で頑張りたいと思います」

4日目の結果はこちら